まつ毛美容液

まつ毛美容液成分

まつげ美容液の成分を知って上手にまつげケア!

いまや「まつげ美容液」で自まつげのケアするのはすっかり定番となりましたよね。長く太いまつげにするために、毎日きちんとまつげ美容液を使っている…という人も多いはず。でもそのまつげ美容液、成分にはどんなものが使われていますか?自まつげをキレイに伸ばすには、自分に合った働きを持った成分を選ぶことも大切です。ここではまつげ美容液に含まれる各成分について、働きや注意点等を解説していきます。

まつげ美容液の保湿成分

まつげケアで重要なのが「保湿」!水分を失ったまつげはパサつきがちになるだけでなく、弾力やハリを失って、キレイなカールを作れなくなっていきます。また乾燥したまつげは切れやすくなるので、短いまつげになってしまうことも。特に以下のような人は、保湿成分がしっかり入ったまつげ美容液を選びましょう。

【保湿成分を重視した方が良い人】
・エアコンの効いた部屋に居る時間が長い
・パソコンやスマホで目が乾きがち
・顔・体の肌が乾燥肌・敏感肌
・まつげのパサつきが気になる
・ビューラーを使ってもまつげがカールしない

海藻エキス(フコイダン)

「フコイダン(フコイダイン)」とは、わかめ・こんぶ・もずく・めかぶ等の海藻類に含まれるヌルヌルとした成分のこと。水溶性の食物繊維の一種で、毛髪・まつげ等の体毛の元となるアミノ酸を多量に含んでいます。成分表示では「海藻エキス・褐藻エキス」と表記されることもあります。江戸時代等から「海藻は髪に良い」と言われていたのは、海藻エキスに多量の保湿成分である「フコイダン」が含まれていたため。現在では髪だけでなくまつげ等の体毛の保湿にも良いと言われるようになり、多数のまつげ美容液に配合されています。

●成長因子を増やす働きも!

現在、特に注目されているのが「わかめ」から抽出した海藻エキス(フコイダイン)です。細胞物質を増やすための働きを持つ成長因子(IGF-1)を活性化させる働きがあることがわかり、保湿力だけでなく「育毛力」にも期待されています。毛母細胞の働きが活性化すれば、より健康的な長く太いまつげが生えてくるというわけですね。

●まつげに優しいナチュラルな成分

「海藻」から抽出されたナチュラルな成分であることも、フコイダインの魅力。ただ近年では粗悪な原料から海藻エキスを抽出する海外系の原料メーカーがあるとも指摘されていますので、原料表示等をしっかりと行っている化粧品メーカーを選んだ方が安心です。

ヒアルロン酸(ヒアルロン酸NA等)

化粧水・美容液等、保湿系の基礎化粧品にも欠かせない存在である「ヒアルロン酸」。たった1グラムで6000ml以上もの水分を溜め込んでおくことができるという、超強力な保湿力を持っています。

●人体との調和ができる成分

ヒアルロン酸は元々人体の中にもある成分なので、外側から塗った場合にも人間の肌や体毛との馴染みが良く、安全性が高いのもポイント。「まつげ」「目の周辺」といったデリケートな部分のポイントケアをするまつげ美容液には、うってつけの成分というわけです。

コラーゲン

ヒアルロン酸と並んで「保湿の二大成分」とも言われるコラーゲン。人体の皮膚や体毛等を構成しているタンパク質の一種で、弾力繊維(ファイバー)と呼ばれるネットのような網目を作り、肌やまつげ等の体毛のハリを支える力も持っています。ただ人間の体は加齢によって体内で生成できるコラーゲン量が低下してしまうので、まつげ美容液等で外側からも補ってあげることが大切なんです。

●より浸透するコラーゲンも登場

コラーゲンには牛・馬・豚といった動物の皮革から抽出する動物性コラーゲン(アニマルコラーゲン)と、魚介類から抽出する海洋性コラーゲン(マリンコラーゲン)があります。海洋性コラーゲンの方が分子が小さいため浸透力は高く、この点を考慮してマリンコラーゲン使用を重視している化粧品メーカーも増えている傾向です。また旧来のコラーゲンを低分子化させることで、より浸透力を高めているメーカーもあります。

●牛コラーゲンには要注意!

国産メーカーによる「まつげ美容液」では、狂牛病(BSE)の心配があるため牛由来の動物性コラーゲンを使用することはほぼありません。ただ海外製メーカーの輸入製品・海外バージョンの逆輸入品等の場合には牛由来のアニマルコラーゲンが使用されている可能性がありますので、注意をした方が良いでしょう。

 

まつげ美容液の血行促進成分

まつげが細く弱くなってしまう原因のひとつが、まつげの根元や目の周辺の血行不良。食品等から摂取した栄養を血液が運びにくくなり、まつげの細胞が増えにくくなってしまうんです。

【血行促進成分を重視した方が良い人】
・ダイエットをしている
・冷え性である
・定期的な運動習慣が無い
・顔色が悪いと思う
・まつげが全体的に細い
・まつげの生え方がまばらになった

酢酸トコフェロール

αトコフェロール(ビタミンE)を酢酸エステル化させた、合成型のビタミンEの一種です。手の先、顔、まつげの根元といった抹消血管(まっしょうけっかん)を広げる作用を持っており、滞りがちな血流をアップさせて肌や体毛の状態を良くしていきます。まつげ美容液の他、薬用化粧品や酷い手荒れの方のためのハンドクリーム、ベビーローション等にも配合される血行促進成分・酸化防止剤です。

酢酸トコフェロールは脂溶性(油に溶ける)という特徴を持っています。水にはほぼ溶けないため、オイルフリーの美容液製品には配合できません。

キャピキシル

アカツメクサから抽出したアカツメクサ花エキスにアセチルテトラペプチドを組み合わせた、自然由来の血行促進成分です。育毛・養毛作用のある成分というと男性の薄毛(AGA)改善薬に配合される「ミノキシジル」が有名ですが、キャピキシルはミノキシジルに比べて育毛効果が300%以上もあるとも言われています。

●新成分だからこそ要チェック

キャピキシルの主原料である「アカツメクサ」に含まれるダイドセン・ゲニスタイン等の成分については、多量使用がアレルギー体質の方の不妊を促進する、過剰摂取によるガンのリスクが高くなるといった問題点も指摘されるようになっています。ただまつげ美容液での1回の使用量はごくわずかなものであり、飲用タイプのような過剰摂取をするケースがほぼ無いため、上記のような副作用の心配はほぼ無いと言っても良いと言えます。

とは言え日本で発売されるまつげ美容液等の化粧品配合がされるようになってからの時間が短い新しい成分であるため、利用にあたっては十分なパッチテストを行う、体質に合っているかを確認するといった対策を取ることも必要でしょう。

 

まつげ美容液の抗酸化作用成分

肌や毛髪等を痩せさせ、錆びつかせてしまう「酸化」。エイジングや日焼け等によって体内に活性酸素が増え、細胞を傷つけることで起こるものですが、「酸化」の影響はまつげにも起こります。特に以下のような人の場合、まつげにも抗酸化対策をしておきたいところです。

【抗酸化成分を重視した方が良い人】
・年齢が30代~40代以上
・肌のハリが落ちてきたと感じる
・髪のボリューム感が落ちてきたと感じる
・ここ一年でまつげの質が変わったと感じる

イチョウ葉エキス(ギンコライド)

ドライ化させたイチョウの葉の部分から抽出した天然由来のエキスです。イチョウにしかないと言われる「ギンコライド」という成分を含んでいます。ギンコライドに抗酸化作用があることが近年わかり、エイジングによるまつげ等の体毛のボリュームダウン対策としても用いられるようになりました。

●フラボノイドで血行もアップ!

またイチョウ葉エキスにはルチン・カテキン・ケルセチン・イソラムネチンなどのフラボノイド(香り成分)が約30種類以上含まれており、このフラボノイドによる血行促進作用があるという報告もされています。

更にギンコライドにはPAF(血小板活性化因子)の働きを抑制する効果を持つという報告も!血小板活性化因子が活発に働くと、血の止まり等は早くなるのですが、その反面、血がドロドロと固まりやすくなり、末梢血管等の血の巡りが悪くなってしまうというデメリットを持っています。ギンコライド等の働きによってPAFの働きを抑えれば、サラサラとした血液がスムーズに血管を流れ、必要な栄養成分がまつ毛に届けられることが期待できるわけですね。

フラーレン(ラジカルスポンジ、リポフラーレン等)

「フラーレン」とは炭素(カーボン)だけで作られた同素体のこと。1985年に発見された比較的新しい物質で、その物質の発見・作用の発見等は大きな話題となり、研究者のノーベル賞獲得にも導いています。体毛や皮膚等を衰えさせる原因である「活性酸素」を除去する力が非常に強いのが「フラーレン」の特徴。抗酸化作用成分というと「ビタミンC」が有名ですが、フラーレンの抗酸化作用はビタミンCの172倍以上もあるとされています。

●紫外線による抗酸化にも対応

フラーレン位は紫外線(UVB、UVA)によって生まれる活性酸素を除去する力がある点にも注目です。肌や体毛を衰えさせる「活性酸素には、「スーパーオキシドラジカル」「ヒドロキシルラジカル」「過酸化水素」「脂質ラジカル」といった多種の種類があります。抗酸化作用がある他の成分でも、上記のような多様な活性酸素には対応しきれず、特に紫外線によって生まれる悪玉活性酸素の除去は難しいと言われてきました。

しかしフラーレンは紫外線によって発生する活性酸素もスポンジのように吸い、取り去るを持っています。まつげや目元に一年中降り注ぐUVA・UVBをカットするには「UVカット作用」のあるメガネやサングラス等をするしか手がありませんが、フラーレンを使えば紫外線によるまつげの傷みにも対応できるというわけです。

●やや高額になりがち

炭素のみでできているフラーレンは「水等に溶けない」という特徴を持っていたのですが、2000年台に入ってから原料メーカーが水溶性・油溶性フラーレンの開発に成功しました。そのためまつげ美容液等、様々な化粧品に「抗酸化成分」として配合できるようになったのです。とは言え「フラーレン」が貴重かつ比較的高額な成分であることには変わりなく、フラーレン配合のまつげ美容液は平均的に価格が高めな傾向となっています。

●配合量にも注目!

フラーレンが抗酸化作用を存分に発揮するには、配合量が製品全体に対して「1%以上」あることが望ましいと言われています。ただフラーレンは比較的新しい成分なので、厚生労働省等による配合量表示等の規制がまだ行き渡っていないのが現状です。「0.001%」といった超微量な配合でも「フラーレン配合」と宣伝できてしまうので、購入する際には公式サイト・製品パッケージ等にフラーレン配合量がハッキリと書かれた製品を選んだ方が良いでしょう。

 

注意が必要な成分

まつげ美容液の成分の中には、使用にあたって特に注意をしなくてはならない成分もあります。

ビマトプロスト

「ビマトプロスト」は、元々は眼球の病気である「緑内障」を治療するための点眼薬(目薬)に配合される成分です。ビマトプロスト配合の目薬を点した患者にまつげが伸びる副作用が認められたことから、欧米のセレブ等を中心に「ビマトプロスト」をまつげ育毛として用いる方法が注目されるようになりました。まつげを長くする作用がハッキリと認められる成分としては、この「ビマトプロスト」が挙げられるでしょう。

とは言え上記のとおりビマトプロストは医療用の成分なので、通常の化粧品には配合できません。ビマトプロスト配合のまつげ美容液は、すなわち「薬(医薬品)」という扱いになります。日本国内の場合、メディカルエステ・美容クリニック等の医師・薬剤師の処方による医薬化粧品として入手をする、もしくは海外製品を輸入するといった形になります。

●甚大な副作用が起こる可能性あり

「ビマトプロスト」は、眼球・まつげ等の細胞分裂を活性化する作用を持っています。しかしその作用は非常に強力であり、以下のような副作用が多々現れる可能性も高いです。

・眼球の色素沈着(白目の部分が茶色・青色・黒色等に染まる)
・眼球の色素の変化(黒目の部分が青っぽくなる・緑っぽくなる)
・眼圧の低下
・眼圧低下後の眼圧急上昇による眼痛・充血・目のかすみ、頭痛、吐き気
・視野の喪失(見える範囲が狭くなる)
・視力の低下
・過剰使用による失明 等

「まつげを手軽に長くしたいから」とネット販売等で海外輸入製品を手に入れ、その結果甚大な副作用が起きるケースが日本でも度々起こるようになっています。「どうしてもビマトプロストが使いたい」という場合には、美容クリニック・美容系対応の眼科等を受診し、専門家である医師の指導に沿った形で点眼・塗布を行うようにしましょう。

 

おわりに

「まつげ美容液」と一口に言っても、製品によってまつげ美容液の成分の配合内容は大きく異なってきます。購入をする際には、公式サイトや製品の裏側の成分表示をよくチェックして、自分に合った成分が入っているまつげ美容液を選ぶようにしましょう。保湿・血行促進等、現在の自分に不足している成分を補うことが、長く太いまつげを生やすための近道となるはずですよ。

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