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まつエクの太さ、長さ、カール、本数の選び方

まつエクの太さ、長さ、カール、本数の選び方

「まつげエクステ」と一口に言っても、そのデザインは多彩。ほんの少しのエクステの種類の違いで、目の形まで変わって見えるんです。まつげエクステでは「太さ」「長さ」だけでなく、「カールの強さ」も好みのものを選ぶことができます。また「付ける本数」の違いでも、目元の印象には違いが出てくるんですよ。まつげエクステで失敗せず、自分好みの目元を作るためのエクステの選び方を知っておきましょう。

目次

まつげエクステの太さはどうする?

まつげエクステの太さの種類は以下の8タイプとなります。

太さによる印象の違い

太さによる種類は以下の8タイプとなります。

・0.1mmタイプ:細めの自まつげといった印象。非常にナチュラルな仕上がりです。
・0.12mmタイプ:一般的な自まつげの太さに近いタイプです。
・0.15mmタイプ:ナチュラルでありながら、少し華やかな印象になります。
・0.18mmタイプ:一般的なまつげにマスカラを薄く塗ったくらいの太さです。
・0.2mmタイプ:ロングタイプのマスカラを塗ったような華やかな印象になります。
・0.22mmタイプ:ボリュームタイプのマスカラを塗ったようなボリューム感が出ます。
・0.25mmタイプ:つけまつげを付けたような強いボリューム感が出ます。
・0.28mmタイプ:超ボリュームタイプのつけまつげを付けたようなインパクトのあるまつげになります。

※サロンによって取扱種類は異なります。0.28mm等の極太タイプは取り扱わないメーカー・サロンもありますので、事前にまつげエクステサロンに確認をしておきましょう。

メイク顔重視にする?すっぴん重視にする?

まつげエクステの太さは、太くなればなるほど本来ある自まつげとの差が大きくなり、違和感が強くなります。元々のまつげの太さによっても違和感の差は異なりますが、一般的に「0.2mm以上」の太さのマツエクをつけた場合は「自まつげではない」という印象を与えることが多いです。特にスポーツや温泉等ですっぴんを見せることが多い人の場合、0.2mm以上の太さでは不自然さが目立つかもしれません。

「すっぴんでの顔立ちをハッキリさせたい」「マツエクをしているのをバレたくない」という場合には、0.12mm~0.18mm程度の太さの中で自分のまつげの太さと同等か、やや太め程度のものを選んだ方が良いでしょう。

コストパフォーマンス(モチの良さ)で選ぶ

まつげエクステは自まつげの一本一本に対してエクステンション(つけ毛)を装着していく美容法です。そのため、まつげエクステの太さが太くなるほど、接着面に対する負荷が大きくなります。カンタンに言うと、「太いマツエク程重いので、取れやすくなる」というわけです。

特に0.25mm~0.28mmの極太タイプの場合、モチが一般的な維持期間より短くなり、1週間~2週間程度で取れてしまうケースも多く見られています。「マツエクを長持ちさせたい」というコスパ重視の場合には、0.1mm~0.15mm程度の軽めのタイプを選ばれることをおすすめします。「軽く細いマツエクでは、ボリューム感が出ないのでは?」と心配する人もいますが、マツエクの本数を増やせば目元のボリューム感は十分に出せるので心配は要りません。

自まつげの太さで選ぶ

前述のとおりマツエクは「自まつげ」に一本一本を乗せていく方式であるため、「自まつげそのもの」の細さ・太さで仕上がりやモチが変わってきます。細く弱いまつげに重く太いマツエクを無理に乗せても重さでマツエクが下向きになりやすく、思っていたようなデザインにならない可能性も高いです。また重さによる負担を強く受ける分、マツエクのモチが非常に短くなります。

更に問題なのが、細いまつげに無理に重い(太い)マツエクを付けることで自まつげの根本に負担がかかり、「自まつげごと抜けてしまう」というケースです。まだ抜けないはずのまつげがダメージで早く抜け、まつげの毛周期に乱れが生じることから、自まつげそのものが更に細くなったり、なかなか新しいまつげが生えてこずに「マバラまつげ」になってしまうこともあります。

・まつげが細めだと思う
・ビューラー等でまつげをカールさせてもモチが悪い(ハリが無い)
・自まつげの本数が減ってきている気がする

上記のような場合には0.1mm程度の細めのタイプを選んだ方が、自まつげへのダメージを減らすことができます。反対にまつげが太くしっかりとしている場合には、0.18mm~0.2mmクラスのマツエクを選んでも大丈夫です。「現在の自分のまつげの太さや状態が、標準と比べてどの程度違うのかわからない」と思ったら、マツエク施術を受けるまえの事前カウンセリングでアイリストに相談をしておくと良いですよ。

まつげエクステの長さはどうする?

長さによる種類は1mm単位となっており、以下の11タイプがあります。

・5mm:下まつ毛の非常に短い部分に使用します。
・6mm:下まつ毛をナチュラルに仕上げる際に使用します。
・7mm:下まつ毛を長く見せる場合や、目尻・目頭等に使用します。自まつげに馴染みやすい長さです。
・8mm:下まつ毛を非常に長く見せる場合や、上まつげをナチュラルに仕上げる場合に使用します。
・9mm:上まつ毛全体を自まつげに近い長さで仕上げたり、目頭・目元等をパッチリと仕上げる場合に使用します。
・10mm:上まつげの短めの部分に使うか、モチの良い仕上げにしたい場合の中央部等に使用します。
・11mm:パッチリとした仕上げにしたい場合の長い部分に使用します。
・12mm:自まつげが長めの人が更に華やかな印象にしたい場合の長い部分に使用します。
・13mm:非常に華やかな印象にしたい場合の長い部分に使用します。
・14mm:つけまつげのような迫力のある長さにしたい場合に使用します。
・15mm:パーティー等に向いた非常にインパクトのある長さです。

※サロンによって取扱種類は異なります。5mm等の非常に短いタイプ、15mm等の超ロングタイプは取り扱わないメーカー・サロンもありますので、事前にまつげエクステサロンに確認をしておきましょう。

一般的に選ばれる長さは?

デザインや目の大きさ等によっても選ばれる長さは異なりますが、一般的には以下のような長さが選ばれることが多いです。

・ナチュラル仕上げの場合:長い部分が9mm~10mm
・華やか仕上げの場合:長い部分が11mm~13mm

「マツエクをしていることを知られたくない」「すっぴんでも不自然になりたくない」という場合には、9mm程度からスタートされることをおすすめします。反対に「マスカラをしているようなしっかりとした長さが欲しい」という場合には、11mm以上を選んだ方が良いでしょう。

目が小さい場合や一重に「長すぎエクステ」は逆効果?

「目が小さいから、長いエクステでパッチリ見せたい!」と思う人も多いはず。でも目の大きさに合わないあまりに長いマツエクを付けるのは、実は逆効果なんです。例えば15mmといった超・ロングタイプのマツエクをビッシリと付けると、まつげによって目の上部が隠されてしまい、却って小さい目に見えてしまいます。

11mm程度の長さでも、カール感やデザインで「デカ目」に見せることは十分可能です。あまり長さだけにこだわらず、元々の目とのバランスを考えていきましょう。

ロングタイプを付けるなら「下まつ毛マツエク」も必要

13mm以上のロングタイプを着用する場合、「上まつげ」だけのエクステで済ませてしまうと上まぶたばかりのバランスが重くなり、全体のバランスが悪くなってしまいます。13mm以上のロングマツエクでインパクトを出すのであれば、下まつ毛のマツエクも行った方が良いでしょう。

メガネ・サングラスの着用度もチェック

メガネやサングラス・ゴーグル等をよくかける場合、あまり長いマツエクを着用するとレンズとの摩擦が増え、マツエクのモチが悪くなってしまいます。レンズと目との距離感はメガネ・サングラスのデザインによっても異なりますが、一般的なメガネ(近視用・遠視用・老眼鏡等)を着用することが多い場合には、自まつげ+1mm~2mm程度のまつエクを選んだ方が良いでしょう。

マツエクのモチを良くする/自まつげへの負担を減らすには?

マツエクの長さは長くなるほど、まつエク自体の重さは重くなり、自まつげとの接着面にかかる負担も大きくなります。
自まつげに対して長過ぎるマツエクを使用するとまつげへのダメージが大きくなり、マツエクのモチが悪くなるだけでなく、自まつげ自体も抜けやすくなってしまうのです。

マツエクのモチが良く、まつげに対する負担の少ない長さは「元々のまつげの長さ・太さ」によっても変わってきます。

【マツエクの長さの目安】

・自まつげの長さの1.2~1.3倍程度:まつげに対する負担が少なく、エクステのモチが比較的長くなります。
・自まつげの長さの1.5倍程度:1.2倍程度に比較するとややモチが落ちます。元々のまつげの長さが太い・長い人であれば負荷はそこまでかかりませんが、細く短い人の場合にはダメージが強くなります。
・自まつげの長さの2倍程度:まつげに対する負担は大きく、エクステのモチはかなり短くなります。1週間~2週間程度でエクステが取れてしまうケースも多いようです。まつげが短い人・細い人にはおすすめできません。

日本人の自まつげの長さは、平均6.8mm~7mmとされています。自まつげの長さが7mmの人の場合には、「9mmエクステが長持ちして負担が少なめ、11mmは太めの自まつげの人ならOK、14mm以上は負担大」というわけですね。自分のまつげの長さ(中央部の最も長い部分)を確認してみると、どの程度の長さのマツエクが付けられるかがわかりますよ。

9mmでもまつげの長さは1cmを超える?

「マツエクの長さが9mm」と言われると、「あまり長くならなそう…」という印象がありますよね。でもマツエクはまつげの根元から1mm~1.5mm以上離して着用するので、実際の着用時のまつげの長さは「1cm~1.1cm」程度ということになります。元々のまつげが日本人平均の6.8mmの人の場合、自まつげが約150%に伸びたように見える計算です。

特に元々のメイクが薄い人やノーメイクが多い人の場合、長さ9mmでも目元の印象は大きく変わります。「どの程度の長さが良いかわからない」「初めてマツエクを付ける」という場合には、8mm~9mmの長さでナチュラルな仕上げにしておいた方が不自然さを回避できます。

まつげエクステのカールはどうする?

エクステのカールの付き方でも、目の大きさや印象は変わってきます。

まつげエクステのカールの種類

サロンによって取扱うカールの種類や名称は様々ですが、代表的なカール種類は以下の5種類に分類されます。

1)Iカール

ほとんどカールの無いストレートタイプのエクステンションです。自まつげが直毛の場合のナチュラル仕上げや、目尻をしっかりとタレ目に見せたい場合等に使用します。

2)Jカール

アルファベットの「J」のようにゆるやかなカールがついたエクステンションです。日本人の元々の自まつげのカールに近く、ごく自然な仕上がりになります。「ビューラーを使用しないまつげ」をイメージされると近いのではないでしょうか。

全面的にJカールを使用すればナチュラルな仕上がりになります。またCカール・CCカールと組み合わせ、目尻等だけにJカールを使用することで目元を垂れ目風に見せたり、印象的な長い目尻にする際等にも使用されます。

3)Cカール

ビューラーで自然にカールを付けたようなカール感のあるエクステンションです。自然に目をパッチリと見せる効果があります。「メイクをした時・マスカラを塗った時のまつげ」のイメージです。

4)CCカール(Dカール)

Cカールよりも更に強くしっかりとしたカールが付いたエクステンションです。お人形さんのような印象的で非常に華やかな目元になります。つけまつげを付けた時のようなインパクトが出るカールです。

5)Lカール

根本部分がストレートで、毛先部分のみにカールがかかったスタイルのエクステです。「LCカール(毛先がビューラー風に上がっているタイプ)」「LDカール(毛先に強いカールが付いているタイプ)」を用意しているサロンもあります。

※まつげエクステサロンによって取扱種類は異なります。Iカール・Lカール等を取り扱わないメーカー・サロンもありますので、カール指定をしたい場合には事前に確認をしておきましょう。

自然さ重視?時短メイク重視?盛り重視?

Jカールを中心にしたまつげエクステデザインは、自まつげがごく自然に伸びたような仕上がりになります。「会社等でマツエクをしていることがバレたくない!」「すっぴんの印象を上げたい」という人の場合には、ナチュラル感のあるJカール中心にしておくと良いでしょう。

ただ今まで毎日ビューラーを使ってきちんとアイメイクをしている人の場合には、Jカールだと「ちょっと自然すぎる」と感じられるかもしれません。ビューラー・マスカラ等を省略する「時短メイク」を狙うのであれば、Cカールを中心にしたデザインがピッタリです。また「ナチュラルに眼力を出したい」「目を大きく見せたい」という場合にも、Cカールをミックスさせた方が華やかな印象になります。

更にしっかりと「盛ったメイク」を毎日している人や、今までボリューム感のあるつけまつげ等を使用されていた人の場合には、CCカール(Dカール)を中央部に加えてみるのがおすすめです。ただし全面的にCCカール・Dカールを使用すると、せっかくのマツエクの「自然さ」は失われてしまいます。

「モチ」を重視するならJカール・Iカール

まつげエクステでは、自まつげの根元から1.5mm程度の部分にグルーを塗ってエクステンションを乗せていきます。エクステのカールが強ければ強いほど自まつげとの接触箇所が小さくなるので、グルーのモチが弱くなるわけです。

まつげエクステの維持期間は平均4週間程度とされていますが、CCカール等のカールの強いマツエクの場合には維持期間がやや短くなります。人によっては1週間~2週間程度でマツエクが取れてきてしまうこともあるので、その点は考慮しておいた方が良いですね。

「なるべくマツエクのモチを良くしたい」「コスパを良くしたい」ということであれば、自まつげに近いカールであるJカール中心のデザインにしておくことをおすすめします。また「まつげが直毛で、ほとんどカールが無い」という人の場合、Iカールをミックスさせたデザインにするのも手です。

一重まぶた・奥二重におすすめの「Lカール」

まぶたが自まつげを押してしまう一重まぶた、まぶたに重みがあるタイプの奥二重まぶた等の場合、モチが良いとされる「Jカール」だと前から見てまつげがまぶたに埋もれてしまい、ボリューム感がなくなってしまうのがネックですよね。

かと言ってCカールを付けると、元々のまつげとの接触が少ないために取れやすい…そんな時に便利なのが「Lカール」の存在です。毛先にカールがついたLカールならば、重みのあるまぶたでも毛先のカールがきちんと前から見え、目力を上げてくれます。また根本がストレートに近いため自まつげとの接着面も大きく、従来のCカール等よりもモチが良いのも嬉しいポイントです。

ただし一重まぶた・奥二重まぶたの重さ・厚み等によっては、LカールよりもCカール・Dカール等の方が目力を出してくれる場合もあります。

「Cカール」を選ぶ時には「太さ・長さ」に注意!

自然な目のパッチリ感が出せることで人気の「Cカール」ですが、カールが強くかかったエクステを付ける場合にはエクステの「太さ」「長さ」には要注意です。Cカールで更に太さ・長さでボリュームを出そうとして「思っていたよりも派手になってしまった」「ナチュラルにしたかったのに、つけまと変わらない…」という失敗をしてしまう人は少なくありません。

特にJカール中心のデザインからCカールへと切り替える場合、エクステの太さや長さは少し「細め」「短め」に切り替えた方が自然な仕上がりになります。「カールを強くする分は引き算」を意識してみてくださいね。

まつげエクステの本数はどうする?

まつげエクステの着用本数による印象は以下のように変わってきます。

1)片目30本~40本(両目で60本~80本)

自まつげが自然に増えたかのようなナチュラルな印象です。ノーメイクや間近で見てもバランスは取りやすいので、「すっぴんで見ても不自然さが無いようにしたい」「マツエクバレをしたくない」という人に向いています。

ただしメイクをする人の場合、30本~40本ではややナチュラル過ぎ、物足りなさを感じるかもしれません。

なお自まつげが元々多く、目尻の印象を変えたい(タレ目ふうに見せたい、目元を柔らかくしたい)という人の場合、目尻のみを中心に30本~40本を付けることで「ナチュラルに目の印象を変える」ということもできます。

2)片目50本~60本(両目100本~120本)

両目での本数が100本を超えると、目元がナチュラルにメイクをしたかのようにハッキリとした印象になります。本数が増えたことでまつげの根元に黒さが集中し、アイラインを引いたような効果も生まれるのです。「ナチュラルなアイライン+ビューラー+マスカラ」をしたような印象になるので、メイク時間を短縮することもできます。

装着本数100本~110本程度であれば、ごく薄いナチュラルメイクでも「まつげばかりが目立つ」ということがなく、好感度の高い目元になりますよ。奥二重・一重等で眼力をしっかりと出したい人の場合には、120本程度を付けても良いでしょう。

3)片目70本~80本(両目140本~160本)

両目での本数が140本を超えると、ガッツリとマスカラを塗ったり、つけまつげを付けたかのようなインパクトのある目元になります。本数によってボリューム感が生まれるため、まつげがかなり目立つ状態です。

アイラインをしっかり引く、カラコンを入れる等の「盛ったメイク」をする人の場合、今までのアイメイクとバランスの取りやすいボリューム感になるでしょう。ただし140本以上のマツエクを付けると、マツエクの持つ「自然な仕上がり」という印象はほとんどなくなります。メイクが薄い場合やすっぴんの場合にはまつげのみが目立ちやすく、アンバランスになりやすいです。「自然さは要らないからとにかく盛りたい」という人に向いた本数と言えます。

4)片目85本以上(両目170本以上)

付けることが可能なほぼ全ての自まつげにマツエクを付けた状態です。目元が非常にハッキリとしますが、日常使いであると浮く可能性が高くなります。「一番派手なつけまつげを付けた状態」とイメージされると良いでしょう。写真撮影・パーティー・結婚式等、髪型やファッションが特別な時向けの本数です。

目元の印象が変わるのは「本数」!

「長さ」「太さ」「本数」のうち、目元の印象を最も大きく左右するのは「本数」です。例えば元々のまつげが短めで「長いエクステを付けるのはちょっと難しいかも…」という人の場合、やや短めのマツエクでも本数をきちんと付ければボリュームのある華やかな目元を作ることができます。

「自まつげの太さ」「自まつげの長さ」に自信が無い人の場合、「本数」で自分好みの目元を作るようにしてみると良いでしょう。

最大で付けられる本数は?

日本人のまつげの本数は、平均で片目90本~100本程度です。まつげエクステは自まつげの1本1本に対してエクステンションを付けていく方式なので、最大でも付けられる本数は「両目で200本程度」ということになります。まつげの本数が更に多い人であれば、更に付けられる本数は増えるというわけです。

ただし「200本生えているまつげ」の全てにエクステが付けられるわけではありません。成長途中の短いまつげにエクステを付けるとまつげの生成を阻害してしまうため、マツエクではこのような成長初期のまつげにエクステを付けるのはできるだけ避けています。基本的には片目100本のうち、最大でも90本程度が限界となることがほとんどです。

本数が増えるほどまつげへの負担も増える?

「最大で付けられる本数」でもご紹介したとおり、元々の自まつげには「成長初期のまつげ」「成長期のまつげ」「成長が止まったまつげ(退行期のまつげ)」といった様々な毛周期のまつげが混在している状態です。

まつげエクステではこのうち「成長が止まったまつげ」を優先的に選び、まつげへの負担を回避するようにしています。しかし付ける本数が過剰に増えるとこれらのまつげだけでは足りなくなるので、「成長期にあるまつげ」にも着用をしなければなりません。まだ生まれたての弱いまつげにマツエクを付けた結果、自まつげが切れたり、抜けたりする原因にもなってしまうのです。

成長期のまつげにエクステを付けるのを避け、まつげへのダメージを減らすには、片目50本程度(両目で100本前後)の装着本数が理想的であるとされています。

片目70本以上(両目140本以上)のマツエクを常時行っているとまつげへの負担が大きくなり、弱いまつげしか生えてこなくなったり、まつげがマバラになってしまう可能性も高いです。ボリューム感のあるエクステを行うのは結婚式等のイベント時のみなど、短期間に留めることをおすすめします。

付けられる本数は「自まつげの本数・状態」で変わる

まつげの本数には個人差も大きく、中には片目あたりの本数が70本程度しかないという人も居ます。この場合には成長の終わったまつげの量が少ないため、片目で付けられるまつげの本数が30本程度にまで限定されてしまうこともあります。

またまつげの本数が平均的でも、自まつげ全体が弱っている状態である場合、装着可能な本数が限定されてしまう可能性も高いです。無理に装着をすることで、更に自まつげの本数が減ってしまう危険性もあります。

「人よりまつげの本数が少ないかも」「まつげがマバラになっているかも」と思ったら、事前にまつげエクステの本数を決めてしまうよりも、カウンセリングでまつげの状態をチェックしてもらい、アイリストさんと本数を相談した方が良いでしょう。

自まつげが少ないけどボリューム感を出したい時には?

「まつげの長さや太さは普通なのに、付けられる本数が少ない」という場合、まつげの本数が増えたように見える「増毛タイプ」のエクステンションを選んでみるのも手です。

1)Yラッシュタイプのエクステ:先端がアルファベットの「Y」のような形に枝分かれしているエクステです。1本に対して2本分のまつげが生えたように見えるので、少ない本数でもボリュームアップさせることができます。ただし絡まりやすく装着・取り外しが難しいため、現在では取り扱うサロンが少なくなっています。またYラッシュについては装着料金・取り外し料金を特別料金に設定しているサロンも多いです。

2)ボリュームラッシュ:従来のまつげエクステ(シングルラッシュ)とは異なり、自まつげ1本に対して2本~5本程度のエクステンションを扇状に付けるエクステ方式です。まつげエクステ1本の太さは従来のシングルラッシュの約半分(0.05mm・0.06mm・0.07mm)となっており、極細の軽いまつげエクステを複数付けることで本数を増やしボリューム感をアップさせます。日本では2014年頃から登場したまだ新しい方式であり、また高度な装着技術を必要とすることから、ボリュームラッシュを指定できるサロンはまだ少なめです。

なおYラッシュやボリュームラッシュは1本のまつげに対する過重がかかりやすいため、傷んだまつげを更に弱らせたり、抜けやすくしてしまう恐れがあります。マツエクの繰り返し・つけまつげによるダメージ等でまつげの本数が減っていたり、まつげの短さ・パサツキ・傷み等が気になっている場合には、上記の増毛タイプのエクステで「無理な本数増し」をするよりも、アイリストさんと相談しながらダメージを軽減するデザインを作っていった方が良いでしょう。

おわりに

まつげエクステで失敗をしないためには、施術前にきちんとアイリストさんによるカウンセリングを受けることも大切です。「まつげエクステをしよう!」と思ったら、施術前のカウンセリングがあるか、デザインや太さ・長さ等を相談できるかどうかをお店に確認しておきましょう。

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