『アップワードラッシュ・UPwardlash(R)』とは、外国人のような「上向きまつげ」が作れるまつげエクステの新技法のこと。日本まつげエクステンションコンテスト優勝ラッシュアーティストであり、まつげエクステ商材を扱う企業『RLASH』の代表でもある新間茉生さんが開発した最新鋭の特許技法です。まつげパーマ・ビューラー等を使わずに根元を上向きにカールさせエクステを付けることから、従来の技法とは異なる「パッチリした目元」を作れると話題になっています。
ここでは業界でも大トレンドとなっている『アップワードラッシュ』が人気となった理由や、『アップワードラッシュ』に向いている人とはどんな人なのか、注意点はあるのか等、最新技術である『アップワードラッシュ』についての様々な情報を解説していきましょう。
目次
アップワードラッシュの魅力とは?
『アップワードラッシュ』が今までのマツエクとどう違うのでしょうか?人気となった理由を探っていきます。
マツエク↓
アップワードラッシュ
Cカール
付け放題
長さは11か12 pic.twitter.com/akUuSaAoAE— たろ (@achan5811) 2018年9月15日
おはようございます☺
本日は谷崎・長濱・小野田の出勤です💗
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ガンコな下向きまつげを「上向き」に!
「目を印象的に見せたいから」と、まつげエクステではカールの強い「Cカール」や「CCカール(Dカール)」を好んで付けてきた…という人も多いはず。でも元々のまつげが下を向いていると、カールの強いまつげにした時にカール部分が目の上側にかかってしまいますよね。この「影」の部分が瞳の上部を隠してしまい、かえって目が小さく見えたり、眠たげな目になってしまうこともあるんです。
アジア人のまつげは元々「下向き」に生えやすく、日本人女性のうち70%~80%は自まつげが下を向いているとも言われています。つまり多くの人が「Cカール」「CCカール」で瞳に影を作ってしまっているわけなんですね。
でも『アップワードラッシュ』で根本から上向きにまつげエクステを装着すれば、まつげで瞳が隠されてしまうこともありません。まつげの影によって太陽やイルミネーション等の光が遮られてしまうこともなく、瞳が光を受けてキラッと輝きやすくなるため、更に印象的で大きな目に見せることもできるんです。
ナチュラルJカールでも華やかな印象に
しっかりとしたカール感のある「Cカール」や「CCカール(Dカール)」は、職種や職場によっては不向きとなることもありますよね。でも自然なカールである「Jカール」を選ぶと目が印象的になってくれない…こんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか?
自まつげをグイッと持ち上げたところにまつげエクステを付ける『アップワードラッシュ』であれば、自然なJカールでも目元を華やかな印象にすることができます。「カールが緩やかなエクステでも、パッチリ目元にしてみたい」という人にはピッタリの技法です。
接着面が増えて「モチの良さ」がアップ
「上向きまつげに見せたいから」とCカールやCCカールにチャレンジしたけれど、エクステのモチが良くなかった…という人も多い様子。「Cカール・CCカールが取れやすい」というのは、自まつげとエクステの接着面が小さいためです。下向きに生えているまつげに上にクルンとカールしたエクステを乗せた場合、自まつげとエクステが触れ合う部分はほんの少しですよね。そのため摩擦等のちょっとした刺激でもエクステが取れてしまいやすいのです。
『アップワードラッシュ』で上向きにしたまつげにカールの緩やかなエクステを乗せれば、接着面は「下向きまつげ」の状態に比べて大きく広がります。「エクステのカールで上向きまつげ風に見せる」のではなく「根本から自まつげをしっかりと上げてマツエクを付ける」という手法の方が、持続性を高めるためにも向いているというわけです。
マツエク本数が少なめでもパッチリ目が作れる
「まつげエクステはたっぷり本数を付けないと目の印象が変わらない」と思い込んでいませんか?でもガッツリと本数を付けてしまうと、まつげエクステならではの「自然さ」が薄れてしまうこともありますよね。中には「職場でバレて怒られた」「彼にエクステバレしてしまった」なんて人も居るようです。
本数を付けないと物足りなさが生まれてしまう理由は、下向きまつげによって「華やかさ」が出ないため。「アップワードラッシュ」でマツエクを装着すればまつげが上を向いた華やかな状態になるため、マツエク自体の本数が少なめでもパッチリとした印象的な目を作ることができます。
わざとらしさの無い本数でナチュラルなパッチリ目を作れば、素顔とのバランスも良くすっぴんにも自信が生まれるはず。また装着時だけでなく「付け直し(リペア)」等の本数も抑えられるため、本数制を取り入れているサロンであればまつげエクステのコストを抑えられる可能性も高くなります。
短めエクステで自まつげ負担も少なめに
目を大きくキレイに見せるためには、長めのエクステを付けなくてはいけない…特にまつげが下向きの場合、こんな思い込みを持っている人が珍しくないようです。でも自まつげに対して長過ぎるエクステを付けると、エクステの重さによるまつげの負担はより大きくなることに。特に自まつげが細い人の場合、エクステの重さで自まつげが抜けやすくなってしまうこともあるんです。また長いエクステほど重さがあるだけ接着面への負担もかかりやすく、エクステのモチも悪くなってしまいます。
ビューラーやまつげパーマで上げたかのようにキレイな「上向きカール」が生まれる『アップワードラッシュ』の場合、従来のエクステに比較して1mm~2mm近く短いものでも同等クラスの華やかな目元を作れます。今までより短めのエクステでも十分に「パッチリ目」になれるため、自まつげへの負担を軽減することができるというわけです。
まつげパーマを使わないから安心
「下がりまつ毛に対策をしたいから」と、今までエクステを付ける前にまつげパーマをかけていた…という人も居るはず。でも強アルカリ性成分を使うパーマ液を何度も使用すれば自まつげも傷みやすくなりますし、人によっては薬剤で皮膚が荒れてしまうこともありますよね。
『アップワードラッシュ』ではまつげパーマ等の肌に負担をかける施術をしないため、肌が弱い人・薬剤等で肌が荒れやすい敏感肌の人にも向いています。
アップワードラッシュはこんな人にオススメ!
『アップワードラッシュ』は、以下のような人に向いた技法です。
1)下向きまつげの人
まつげが完全に下を向いている人はもちろんですが、「やや下向き」という人にも『アップワードラッシュ』はおすすめ。洗顔後のすっぴんの状態で鏡を正面から見た時、まつげの根本や先端部が目や粘膜部分にかかっているように見えるのであれば「下向きまつげ」ということになります。
2)メイクで必ずビューラーを使う人
マスカラだけではまつげが上げられない、ホットビューラー等でしっかりとまつげを上げておかないと目の印象が弱いという人の場合、ビューラー無しで「上向きまつげ」になる『アップワードラッシュ』は向いています。
3)ナチュラルなパッチリ目を作りたい人
今までCカール・CCカール等の強めのエクステでパッチリ目を作っていた人、自然でなおかつ華やかな目元を作りたいという人には向いた技法です。元々上向きまつげの人でも、『アップワードラッシュ』に切り替えることでJカール等の緩やかなカールのエクステでも華やかさを生むことができます。
4)まつげパーマが合わなかった人
まつげパーマで自まつげが傷んでしまったことがある、化粧品等で肌が荒れやすいからまつげパーマはしたくない…そんな人でもパーマ液等を使用しない『アップワードラッシュ』であればパーマでカールを付けたような上向きまつげを手に入れることができます。
5)まつげエクステのモチを良くしたい人
『アップワードラッシュ』であれば、比較的マツエクのモチが良いとされる「緩やかカール」「短めエクステ」でも華やかな目元を作ることができます。特に従来のカールの強い・長いエクステの持続性に困っていた人には向いていると言えるでしょう。
6)メガネやサングラスをよくかける人
メガネ・サングラス等をかける人の場合、あまり長いエクステを装着するとレンズとの接触が起きることから「やや短め」のエクステが推奨されています。ただ従来の装着法で短めのまつげエクステを付けるとあまり印象が変わらないため、本数を増やす必要等がありました。『アップワードラッシュ』の場合にはまつげが上向きになる分、本数・長さ等を抑えめにしても華やかな印象を作れます。短めエクステでも印象的な目を作りたい人にピッタリです。
7)下まつ毛とマツエクが絡みやすい人
まばたきをした時等にマツエクが下まつ毛と絡んで乱れやすい…という場合、まつげが自分で思っているより下向きになっている可能性大。『アップワードラッシュ』で上まつげを上げておけば、下まつ毛と絡まることが少なくなり、エクステの乱れや抜け等の防止にも繋がります。
『アップワードラッシュ』のデメリットや注意点はある?
魅力が多い技術である『アップワードラッシュ』ですが、注意点やデメリット等はあるのでしょうか?
施術できるお店が限られる
特許技法である『アップワードラッシュ・UPwardlash(R)』は、必ずしも全てのマツエクサロンで行われている技術ではありません。2016年後半~2017年に入ってからの爆発的なブームによって技法を採用しているサロンがグングン増えている状態ではありますが、まだ採用スタートをしていないサロンもあります。『アップワードラッシュ』をやってみたい!と思ったら、まずは近隣でアップワードラッシュを導入しているサロンがあるか探してみましょう。
従来のマツエクよりは少し時間がかかる
最新技術である『アップワードラッシュ』では、従来のマツエク装着に比べて30分~40分程度の施術時間がかかります。今まで60分で施術をしていたという人の場合には90分、90分で施術をしていた人の場合には120分程度を見込んでおいた方が良いというわけです。+30分程度の差なのでそこまで長時間になるわけではありませんが、予約を取る場合等には施術時間を考慮しておくと良いでしょう。
マツエク経験者でも、デザイン相談は丁寧に!
今まで何度もマツエクをしてきた人だと、事前のカウンセリングやデザイン相談はつい省略してしまいがち。「今まで通りの長さと本数で…」と、ついつい気軽に指定をしてしまう人も多いようです。でもまつげが全体的に上向きになると、エクステによる効果は大きく変わります。
『アップワードラッシュ』にしたのに今までどおりの本数や長さでエクステを装着し、「派手になりすぎてしまった」というケースもあるようです。初めて『アップワードラッシュ』に切り替える場合には、本数を少なめにするかエクステの長さをやや短めにしておくことをおすすめします。また希望するデザイン・スタイル等があれば、写真等を持っていってアイリストとよく相談をしておくと安心です。
マツエクが残っている場合には一度リムーブ(オフ)を
『アップワードラッシュ』を試してみたいけれど、今はまだ前回のマツエクが残っている…こんな時、「リペア(付け直し)から『アップワードラッシュ』にしようかな?」と思う人も多い様子。でも下向きまつげに付いているエクステと、『アップワードラッシュ』によって上向きになったまつげがミックスされてしまうと、あまり仕上がりが良くありません。
これから『アップワードラッシュ』をスタートされるのであれば、一度今までのマツエクをリムーブ(全体的にオフ)して、まっさらの状態で始めた方が満足できる仕上がりになるはずです。
おわりに
「まつげが下向きに生えているから、マツエクは合わない…」「下向きまつげだからデカ目になれない」こんな風に思い込んでいる人、実は少なくありません。でも新技術の『アップワードラッシュ』を試してみたら「私の目って、こんなだった??」と驚くはず。上向きの華やかなまつげ+光を受けるキラキラとした瞳になれば、顔全体の印象も大きく変わってきますよ。