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くせ毛まつ毛の原因と直し方

横向き・バラバラ…まつげの生えぐせって直せる?くせ毛まつ毛の原因と直し方

「まつ毛の生え方の向きがバラバラ」「ビューラーでいくら直しても、まつ毛が横向きになっちゃう」「目尻のまつ毛のクセがどうしても取れない」「このまつげ、まっすぐにしたい!」…こんな「まつ毛の生えぐせ」、悩んでいる人は意外と多いんです。まつ毛にクセがあるとメイクをしても映えないし、まつげエクステが取れやすい、マツエクが付けられないこともあって困りますよね。そもそも、どうして「まつげのクセ」って生まれるんでしょうか?実は意外なところに原因があったりするんですよ。今回はまつ毛のクセの原因や、くせ毛まつ毛の直し方についてご紹介していきます。

くせ毛まつげの原因って何?

まつげのクセの原因は「天然」?「生活習慣」?

まつげの「クセ」には、大きく分けると2つの原因があります。

・天然パーマと同じ「遺伝性のクセ」
・髪のうねり・アホ毛と同じ「生活環境等によって生まれたクセ」

あなたの「まつげのくせ毛」は、一体どちらなんでしょうか?

体質である「遺伝性のまつげのクセ」

まずは先天性のクセについて解説しますね。
「まつげにも天パがある」と言われると、驚く人も居るかもしれません。でもまつげも、人間の体に生えている「体毛」のひとつ。髪の毛と同じように、クセが出やすい人・ストレートになりやすい人といった「体質」があるんです。まつげや眉毛は他の体毛に比べて短いので、髪の毛ほどは目立たないのですが… 以下のような人は、まつげのくせ毛が先天性である可能性も考えられます。

・髪の毛に強いクセ(天パ・縮毛)が出やすい
・その他の体毛に強いクセが出やすい
・ご両親・祖父・祖母・兄弟に同じタイプのまつげのクセが見られる

成長不良・傷みの結果である「後天性のまつげのクセ」

まつげのクセは、上記でご紹介したような「先天性のクセ(毛質)」とは限りません。後天的な要素でまつげに生えグセが付いてしまうこともあります。体質ではない「後天的な要素」でクセが付く原因としては、以下のようなものが考えられます。

・成長不良:まつげが生えている途中で栄養が十分に足りなかった結果、まつげがうねったり捻れたりする。
・外部からのダメージ:外から与えられたダメージでまつげが傷み、十分に成長できない。
・毛穴の変形:まつげが生えている「マイボーム腺」にダメージが与えられた結果、毛穴が塞がったり変形したりして、まつげがまっすぐに生えることができない。

上記のような毛のクセ(変形)について、髪の毛でイメージをするとわかりやすいのではないでしょうか?例えば髪に十分な栄養が届いていないと、元々がストレートの髪質の人でも「うねり」が出ることがありますよね。また髪にダメージが蓄積して切れ毛や枝毛等が増えると、その部分もくせ毛・縮毛になりやすいです。アホ毛がピンッとハネてしまって困る…という人、あれも実は髪が途中で切れて「クセ毛」になっている状態です。この他、白髪を無理に抜いたりすると頭皮の毛穴が変形し、グルグルと渦を巻くようなくせ毛になってしまうこともあります。まつげのクセもこれらと同じで、生活習慣や誤ったケア等といった「後天的な要素」で生まれてしまうことがあるんです。

まつげのクセができる生活習慣

では後天的なまつげのクセができる生活習慣とは、どんなものなのでしょうか。

ビューラーの使いすぎ

まつげに直接的に大きなダメージを与えるのが「ビューラー」の使用です。
ビューラーでまつげをカールさせる時にかかる力は、1年連続使用した場合には「まつげで170キロを持ち上げるのと同じダメージ」と言われています。ちなみに170キログラムというと、横綱力士である稀勢の里関とほぼ同じ重さ!ものすごい力で毎日まつげが引っ張られているわけですね。また替えゴムをきちんと変えていない場合、まつげへの負担は更に大きくなります。

これだけの強い力で引っ張られたまつげは、自然に抜けるよりもずっと早い時点で抜けてしまったり、途中で切れてしまいます。切れそうになったまつげが「クセまつげ」になってしまったり、ダメージを受けて弱く細くなったまつげが捻れてくせ毛になってしまうこともあるんです。まつげのクセを治そうとたくさんビューラーを使えば使うほど、「クセまつ毛」が生まれやすくなるというわけですね。

マスカラの負担

まつげメイクをするには欠かせないアイテムともされている「マスカラ」。でもマスカラには、実は以下のような様々な添加物が配合されています。

・防腐剤(フェノキシエタノール・パラベン等)
・合成ポリマー(ジメチコン等の合成シリコン類)
・タール色素(石油原料による化学染料。青色2号、赤色3号等)

濡れても落ちないウォータプルーフ機能・ひじきまつ毛にならないセパレート機能等、機能性の高いマスカラが登場するようになった分、上記のような添加物の配合量も上がるようになっています。1日何時間もマスカラの添加物に触れていたり、ポリマーでコートされて適切な水分補給等が行えなくなっているまつげは、常に「疲れた状態」となっているわけです。

クレンジングの負担とメイク残り

毎日のスキンケアでも、まつげは大きなダメージを受けています。特に問題となるのがクレンジングです。上記のような機能性の高いマスカラを落とすには、合成界面活性剤が多量に含まれたクレンジング剤(クレンジングオイル・クレンジングジェル等)を使う必要がありますね。でもこの合成界面活性剤はメイク成分だけでなく、まつ毛が本来必要とする水分や油分等も奪い取ってしまいます。マスカラに加えてクレンジングが行われることで、まつげは「栄養が欠乏した状態」となってしまっているのですね。

シートタイプのクレンジング剤でこすられたり、コットン等でゴシゴシされるのもまつげにとては大きなダメージ。キューティクルが傷むことで、うねり・縮みといったクセの出やすいまつ毛になってしまいます。

またマスカラやアイライナー、アイシャドウ等のアイメイクが「落ちきっていない」というのもNG。まつ毛の生える根元である「マイボーム腺」にこれらの成分が詰まってしまいます。マイボーム腺の毛穴が詰まることでまつ毛の生成が邪魔され、うねりやすい・クセの出やすいまつ毛になってしまうのです。

うつぶせ寝・寝相の偏り

髪の毛に「寝ぐせ」が付くように、まつ毛も「寝ぐせ」は付きやすいもの。特に夜に顔を洗った後や入浴後にはまつ毛に水分が多く残っているため、睡眠中に徐々に乾燥する中でまつ毛が押し付けられたり、こすられたりすると、特にクセが付きやすくなります。

うつぶせで眠る人や、右側もしくは左側の同じ方向ばかりに顔を向けて眠る人の場合、特に目尻部分に折れグセのようなクセが付いてしまいやすいです。何度も同じ寝相で眠ることで圧力が負担となり、その部分が傷んで取れにくいクセとなっていきます。

栄養の偏り・栄養失調

最近多いと言われているのが、栄養の偏りによるまつげの生育不良です。「栄養失調」というと「とても痩せている人にしか起こらない」と思われそうですが、実は現代の日本人女性のうち45%近くが「隠れ栄養不足」であると言われています。以下に思い当たる点が多い人の場合、体の栄養が不足していることで健康なまつ毛が生えず、まつ毛にクセが生まれている可能性があるんです。

・極端なダイエットをしている(一品ダイエット、食事抜き・断食ダイエット、野菜だけダイエット、肉類の過剰制限等)
・コンビニ・ファストフード・カップラーメン等の利用が多い
・「丼ものだけ」「ラーメンだけ」「パスタだけ」といった一皿料理が多い

上記のような栄養の偏り・栄養不足の生活状態だと、まつげを作る「元」となる栄養素が極端に不足してしまいます。本来ならキレイに生えるはずのまつげが細くなったり、クセの多い捻れた状態になってしまうんです。

エイジング

エイジング(加齢)による現象は、肌や髪だけでなく「まつ毛」にも現れます。この理由としては、ホルモンの分泌量バランスの変化、体内で生成できるアミノ酸量の変化等が挙げられるでしょう。髪・体毛等の生成を司る女性ホルモン「エストロゲン」は、二十歳頃をピークとして徐々に分泌量が減っていきます。また、まつ毛の元となるコラーゲンやアミノ酸を生成できる量も低下します。そのためまつ毛・髪の毛等が細くなったり、うねり・クセ等が出やすくなることがあります。

ストレス・生活リズムの乱れ

いくら食品やサプリメントで栄養補給をしても、「血の巡り」が悪いとまつ毛にまで栄養が届きませんね。つまり「血行不良」も、まつげにクセを作る大きな原因となるんです。血行が悪くなる理由には「冷え」もありますが、最近では「ストレス」や「生活リズムの乱れ」も問題視されるようになっています。

ストレスが溜まったり生活リズムが乱れたりすると、血行を司る自律神経のうち「交感神経」ばかりが過剰に働くようになります。この交感神経とは、主に血管を縮める働きを持ちます。つまり体中の血液がうまく流れなくなって、髪やまつ毛に栄養が行かなくなってしまうんですね。

「ストレスでハゲる」とか「ストレスで白髪ができる」と聞いたことがある人も多いことでしょう。まつ毛もこれと同じでストレスで栄養不足の状態になり、結果として細いまつ毛しか生えなくなったり、ねじれ・クセが強いまつ毛が生まれることも多いのです。

 

くせ毛まつ毛の生え方を直すには?

食生活を見直す

まず最初に見直したいのが食生活です!どんなに外から栄養を与えても、まつ毛の「元」になる栄養が不足していたら元気なまつ毛は生えてきません。以下のような栄養素・食品を意識的に摂取するようにしましょう。

・メチオニン:体内で生成できない必須アミノ酸。豚肉・鶏肉・鮭・ブロッコリー・赤ピーマン等に多く含まれる
・ビオチン:別名ビタミンB7。ピーナツ・アーモンド・あさり・たらこ・レバー・海苔等に多く含まれる
・亜鉛:ミネラルの一種。牡蠣・卵黄・ナッツ類・牛肉・カニ等に多く含まれる

また上記のアミノ酸・ビタミンB・ミネラルが体内で活発に働くためには、その他のアミノ酸やビタミンB群の存在も必要になります。アミノ酸・ビタミンB群をバランスよく摂取するには、ざっくり言うと「肉・魚介類・乳製品類」の摂取が大切になってきます。例えば「鶏のささみ」や「タラ」「カレイ」といった肉類・魚介類は低カロリーですので、ダイエット中の人にもピッタリですよ。

まつげ美容液で栄養補給

ヘアケアやスキンケアに比べて、「まつ毛のケア」は忘れられてしまいがち。毎日のメイクやスキンケアで疲れたまつ毛には、内側からの栄養補給に加えて外側からも栄養を与えてあげましょう。まつ毛ケアにピッタリなのが「まつげ美容液」。洗顔後等にしっかりと塗る習慣を付けることで、「クセまつげ」の予防・対策になります。

ベッド周り(寝具)を見直す

「まつ毛の寝ぐせ」が付きやすい人は、枕の高さを見直してみましょう。タオル等で微調整をするだけでも、頭の傾け方はだいぶ変わりますよ。またベッドパッド・ふとんが柔らかすぎることで、うつぶせ寝・同じ体勢の寝相に傾きやすいこともあります。体をしっかりと支えられる寝具で、寝返りが多く打てるような状態が理想的です。

生活リズムを見直す

生活リズムのうち、特に睡眠リズムの乱れはストレスの増加・自律神経の失調に直結します。また睡眠不足によって成長ホルモンの分泌も邪魔され、よりクセまつ毛が生まれやすくなるので注意です。

ベッドに入る時間・起きる時間はできるだけ毎日一定にするのが理想的。また必要とする睡眠時間には個人差がありますが、睡眠時間が毎日6時間を切っている人は危険!できるだけ良質な睡眠を長く取ることが大切です。

まつげメイク&クレンジングの負担を減らす

マスカラをお湯で落とせる「お湯オフタイプ」にすれば、アイメイクのクレンジングによる負担をかなり減らせます。またゴム式のビューラーを使用している人の場合、ホットビューラーに切り替えることで負担は少々減らすことが可能です。

ただホットビューラーやお湯で落とせるマスカラでも、メイクによる負担が完全に無くせるわけではありません。
「ビューラーを使いたくない」「マスカラ無しでもデカ目にしたい」という場合には、ビューラー・マスカラを使わなくてもまつげメイクがしっかりできる「まつげエクステ(マツエク)」に切り替えてみるのも手です。マツエクでナチュラルに目のボリュームを出せば、アイラインやアイシャドウ等の使用量も減らせますから、メイク・クレンジングの負担は更に低下しますね。

「まつげパーマ」はまつげのクセ対策になる?

天然パーマ・癖っ毛のような「遺伝性のクセ(毛質)」の場合であれば、まつ毛パーマでクセを矯正することは可能です。でもクセの理由が上記でご紹介した「生活習慣による傷み・成長不良・栄養不良」の場合、まつ毛は既に大きなダメージを受けている状態。「まつげパーマ」で更に刺激を受けると、クセが取れるどころかパサパサに伸び切った状態になったり、チリチリの縮毛状態になってしまうことがあります。

上記でご紹介した「まつげのクセができる生活習慣」に思い当たるところが多い人の場合、まつげパーマはあまりおすすめできません。生活習慣の見直し・メイク・クレンジングによるダメージ低下対策で、まずは「元気なまつ毛が生えてくる状態」を作られた方が近道となるはずです。

 

おわりに

まつ毛がクセになる原因や直し方はいかがでしたか?「まつ毛がくせ毛なのは体質」と思いこんでいた人がまつげエクステ等で対策をしたことで、意外と早くクセが治った…なんてケースもあるようです。今までの生活習慣を振り返って思い当たるところがあったら、早めにまつげのクセを取るための対策をスタートさせてみましょう!

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